冷えや補血対策に! そのまま食べてもおいしい“竜眼肉”

竜眼肉と書いて、りゅうがんにくと読みます。竜眼肉は生薬のひとつでもありますが、私は冷えや補血対策の薬膳うちごはんに使っています。

生薬なのですが、そのまま口に入れてもおいしい竜眼肉


うちに常備している薬効食品のひとつに竜眼肉があります。竜の眼というすごい名前が付いていますが、なんのことはない食物の実です(笑)。

ムクロジ科のリュウガンの仮種皮を半乾燥したもので、写真のようにコロリンとした形です。サイズはちょっと大きめの金柑ぐらいでしょうか。

 


皮を割ると、中から黒い実が出てきます。これが竜眼肉。口にすると果実が熟したような甘さを感じます。プルーンまではいかないけれど、それに近い甘さです。

漢方薬としても使われている竜眼肉ですが、くこの実のようにそのまま食べてもOK! 私は結構、好きな味です。

 

竜眼肉は薬膳カレーのチャツネ作りや調味料がわりに使用することも!

少々見えづらいのですが、中身を取り出すとこんな感じ! 中に種があるので、少々調理しにくいのですが、この竜眼肉を薬膳料理に使います。

私は主に、以前ご紹介した記事の薬膳カレーに入れるチャツネに加えたり、ちょっと甘味が欲しい時に調味料がわりに使ったりしています。

 

竜眼肉を薬膳的見地から読み解くと、
・五性は甘/湿
・帰経は心脾
・効能は安神、補気、健脾、消腫、養心、補血、和胃
・有効成分はショ糖、ビタミンA、ビタミンB、ブドウ糖、酒石酸
【参考資料:日本中医食養学会編著の『現代の食卓に生かす「食物性味表」』】
 
私の場合は冷えを感じた時や、忙しくて不規則になってくると貧血ぎみになるので補血として料理に使います。時間のないときは、飴をなめるみたいに竜眼肉を口の中にポンと入れてそのまま食べたりすることもあります。基本スイーツは作らないのですが、おそらくドライフルーツのような感覚でケーキに入れてもおいしいんじゃないかなぁと思っています。気になる方はぜひ、お試しください。
 
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