パクチーとバイマックルーのアジアン野菜で気が巡る料理

5月も終盤。だんだん気温は上がり、早くも初夏を思わせる兆し。かと思えば、今日のように雨天の日もあったりで、なんとなく湿度も高くなってきたころ。そろそろ来週あたり、梅雨入り発表がありそうですね。それにつけ、体調も身体が欲するものも徐々に変わってきます。身体の声に従って、またまた川辺農園さん直営店の「Asian・Marche」に足が向いてしまいました(^^;)。

身体を温め、滞った気を流すパクチー(香草)の恩恵に預かる!


香菜、シャンサイ、コリアンダーなどいくつもの異名を持つパクチーは、旧約聖書にも出てくるほど古来からあるハーブ。その独特な香りから薬膳では気滞、つまり気が滞っている人に効果があるといわれています。五性でいえば温性にあたり、五味でいえば辛味。帰経は肺、脾、腎になります。

ここ数日の体調を考えると、なかなかやる気スイッチも入らないし、どうやら気が巡っていないよう。気血水のバランスが崩れてしまったからなのか、足のむくみも激しく少々水毒ぎみ。そこで、気を巡らせるだけではなく、胃の働きを助け、消化を促し、血液を浄化する働くのあるパクチーの性質にあやかろうと、「Asian・Marche」に出向いたわけです。購入したパクチーは、すぐに薬膳うちごはんで調理。具体的なお料理を説明する前に、もう一つのハーブを少々説明させてください!

バイマックルーの新しい使い方に感銘を受ける(*^_^*)


Asian・Marcheさんで、「へぇ〜こんな使い方があったんだ〜」と目からウロコが落ちたのはバイマックルー。別名はこぶみかんの葉ともいいます。バイマックルーは、世界三大スープのひとつであるトムヤムクンにはかかさせないハーブのひとつで、私の十八番にもかかせない貴重なハーブ(笑)。もう10年ほど前から冷凍庫には必ず常備しています。以前は、取材で仲良しになったタイ料理の経営者にお願いして、冷凍物を少々譲ってもらっていたのですが、やはりフレッシュのまま使いたい場合は冷凍物じゃない方が、全然香りが違いますね。以来、バイマックルーは川辺農園さんのフレッシュなものを購入させていただいております。ところがこれまでの私の料理では、スープや蒸し物に使っていたのですが、今回「Asian・Marche」に出向くと、まるでふりかけのような? はたまた、スパイスのような? 感じで使われていたのです。それが私にとってはとても目新しくて、「そっか! その手があったのか…」と感銘をうけたのでした。翌日、その手を使った料理がこちらになります。

パクチーとバイマックルーの鶏肉のみそ漬け焼きをサンドイッチに!


気の滞りには、香りのある野菜をたくさん食べるのが手っ取り早いので、この日のランチは、たっぷりのパクチーとサラダタマネギを和えただけのシンプルサラダに、前日からひよこ豆みそととうもろこしみそをブレンドしたみそに漬けていた鶏のもも肉をココナッツオイルでざっと焼いたもの。その上に、フレッシュバイマックルーを千切りしたものをトッピングしました。これこそが、前日、Asian・Marcheさんで教わったことだったのですが、たったこれだけでとっても爽やかな一品になるからホント不思議でたまりません。私は薄めのトーストの上に、パクチーサラダとバイマックルーをかけた鶏をのせていただきました。これがメッチャおいしかった。まちがいなく、我が家の夏の定番メニューになりそうです。食パンじゃなく、メゾンカイザーのバゲットにしてもよさそうです。

スパイシーなタイ風スープには、雲南百薬、赤わけぎなどを投入



さらにグリーンカレーのペーストを利用したスパイシーなスープには、前回ご紹介した赤莧菜(アカインチョイ)のほか、パクチー、白カブに加え、写真の雲南百薬、赤わけぎを入れました。雲南百薬は以前、宮古島の市場でも購入したことがあります。名前に百薬とつくほど栄養価が高い野菜で、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、銅、葉酸、ビタミンAが採れることから食事療法などに使われる場合も。ツルムラサキのように粘りけがあるのが特徴です。一方、赤わけぎはタイではホムデンと呼ばれ、見た目や食感はタマネギをミニチュア化させたもの。皮は赤ですが、切ると中身は白色。主張のある香りもないので、調理しやすい野菜でした。今回はスープに入れてしまいましたが、サラダにしてもよさそうです。

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