年末年始に初ファスティング(断食)

新年、明けました! 年末年始、いつもなら暴飲暴食に走るところですが、今回は自分を戒め初ファスティングに挑戦してみることにしました。

人生初ファスティングにトライ♪


ある美容雑誌でファスティングの特集を組んだのが、約3年前。その時に4つのサロンさんを取材して、ファスティングの知識を得ることができました。すぐに触発される私は早速トライしてみたものの、速攻挫折。なぜなら、食べないと本業である仕事の原稿が全然書けない! という事態に陥ったからです。

「そもそも私にファスティングは向かないんだわ!」と一旦はサクッと諦めたものの、やはりどこかで本格的なデトックスをやってみたいな〜と思っていた私は、いつしかそのタイミングを虎視眈々と狙っていたのです。

この年末年始は、奄美大島に行くか! なんて話も出ていたのですが、その話が流れた時に「今だ!」という合図が自分の中で鳴りました。さらに、年末26日に知り合いのエステサロンで、クレイパックのモデルをやったり、27日には鍼灸院でマッサージや鍼などでの全身ケアをしたことも拍車をかけたのです。外側のケアはバッチリ、後は中身。幸い急ぎの原稿はすべてあげていたので、28日から人生初の本格ファスティングを試みました。

準備食後のファスティング時期は水と酵素だけで過ごす

年明け9日に大切なプラン(後に記事にします!)を控えていた私は、準備期、ファスティング期、復食期をどう組み立てるのかとシミュレーション。すると、どう考えてもどこかで日数節約をしなければならなくなり、取材で教えてもらっていた瀉下薬(いわゆる下剤)を使うことにしました。普段から白砂糖は全く摂っていないし、食品添加物も家では使っておりません。そのうえ、前日のごはんはマクロビ食だったので、そんなに胃腸に負担はかけないはず、ということで、瀉下薬の「スイマグエース 360ml【第3類医薬品】」を飲用しました。

するとですねぇ〜、これがおもしろいぐらいに出る、出る、出る。ドロドロとしてヘドロのような宿便はもちろんのこと、最後は水便になるまで8回ほどトイレに駆け込んだでしょうか? こうして、28日一日にして胃腸をスッキリ空っぽにさせたのです。

28日も含め、29日、30日、31日は水と酵素だけ。私はこれまで取材など仕事関連で出合った4つの酵素を利用しました。
【NU SCIENCE】ファスティングプレミアム 720ml
これはファスティングで権威のある山田豊文氏が主宰する杏林予防医学研究所が開発した商品。乳酸期など高品質素材を使用して3年6ヵ月の発酵・熟成しているファスティング用の酵素。
野草をはじめ、野菜や果物など83種類もの植物原料を発酵熟成したもの。ファスティング専用というわけではなさそうでしたが、単純においしくて採用。
・ 【コアプレックス】いちごの約束 美容酵素飲料 360ml
熊本産の完全無農薬いちごを使った美容酵素飲料。メーカーさんは置き換えダイエットを推奨していましたが、ファスティング期に愛飲。
・ 【コアプレックス】いちごの約束 美容酵素ジュレ 分包タイプ
分包タイプなので、外出先での利用に役立つ。味はまるで苺ジャム。私には少々甘すぎる感があったので、口に流し混んだ後ミネラルウォーターを飲んで中和させていました。
 
気になるファスティング期は…
28日、スイマグを飲んで何度もトイレへ行き来しているうちは、なぜか出しても出しても、お腹が少々膨張した感覚がありました。この日から絶食に入ったのですが、水と酵素だけでも意外に平気な自分に驚きました。
 
29日、30日も意外や意外、水と酵素だけで全然平気。途中で身体が食べ物が入ってこなくても、体内の残存エネルギーだけで動けるようになるためのギアを、カチっとギアを切り替えた瞬間が分かりました。それと同時にこの辺りから、手足が冷たくなる独特な寒気と、異常な眠気が! 通常は2日目過ぎたあたりから頭痛や吐き気といった好転反応で悩まされる方が多いと耳にしていたのですが、これらの症状は全くなく。ただただ眠い。まるで一年分の睡眠不足を解消するかのように、時間の許す限り眠り続けました。
 
31日、まさにファスティング・ハイ! つらいどころか、むしろ気持ちいい! 身体もだんだん軽くなってきて、頭も鮮明になってきました。このままファスティングを続けたい気持ちになりましたが、9日に焦点を合わせていたので泣く泣くこの日で終了。ここまでの感想は、身体って自分が考えている以上に優秀ですごいということ。 それと同時に、だからこそ口から体内に入れるものは、ちゃんとしたものを選びたい! という意識がこれまで以上に増したことも付け加えておきます。
 

快食期までくれば、こっちのもの。回復食にも工夫を凝らして!

元旦は冒頭にアップした、具なしお味噌汁で。これがまた、それはそれはおいしかったこと。実に滋味深い味でした。前日から羅臼昆布、長崎産のいりこを水に浸しておいて、当日、これに削り立ての鰹節を加え、少量のとうもろこしみそを混ぜました。

そして、重湯、お粥を経て、次に作ったのが左写真の葛で作った胡麻プリン。流動食から通常食にいくまでの間のメニューとして! 薬膳においても葛は身体もあたためるし、冬のファスティング時期にはピッタリかと思いました。

続いて作ったのが、豆乳ベースのスープ。丁寧にひいたおだしに、ジャガイモ、ニンジン、サトイモ、豆腐、カボチャを小さく切って柔らかく煮て、黒ゴマを加えたもの。こうして、徐々に食材を増やしていき胃腸をならしていったのです。こういった回復食で3日過ごし、4日目から少しずつ普通食に戻していきました。

 
今回はデトックスレベルのファスティングしかできませんでした、次回は薬膳の見地からも最適な春に、もうちょっと長いファスティングをできたらいいな〜と思っています。ひとまず、成功。2017年、いい年明けができました!
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