つい先日、沖縄の友人から無農薬栽培のいかにもおいしそうなパッションフルーツが届きました!
稀少な黄色のパッションフルーツが沖縄から届く
「パッションフルーツを送ったからね〜!」と沖縄の友人からメールが届いたのは7月某日のこと。
そこには…
・無農薬栽培
・赤ではなく黄色のパッションフルーツ
・とっても甘い
ことが書いてありました。なかでも一番興味を持ったのは黄色。真っ赤かのパッションフルーツしか出会ったことがなかったので、どんな色なんだろうと、楽しみにしていました。数日後、早速届いたのは、確かに黄色っぽくて初めて見た色でした。そのまま1個食べてみると、これがめちゃくちゃ甘い(*^_^*)。さてさて、どうやって味わおうかしら!
お酒を入れてカクテルのように味わうパッションフルーツ
一般的な楽しみ方といえば、半分に切ってそのままスプーンで味わう方法。ちょっと上級者になれば、アイスクリームのトッピングにしたり、ソーダーで割るよ! なんて方もいることでしょう。しかし、私はアルコールで楽しみます。この方法を知ったのは今から10年ぐらい前に取材に出向いた徳之島でのこと。取材でお世話になった方々に教えていただきました。名付けて、パッションフルーツの黒糖焼酎割りです! 前に芋焼酎でも試したことがありますが、芋焼酎の強い香りはパッションフルーツの香りを消してしまうので、断然、黒糖焼酎がおすすめ。今回は「れんと」で楽しみました。
作り方は…
1. パッションフルーツの上の部分をナイフで切り取ります。
2. マドラーで果実の中の果汁と種をグジュグジュに掻き混ぜて、氷をひとつポトンと落とします。
3. パッションフルーツを器に見立てて、黒糖焼酎を適量入れて、最後にマドラーで掻き混ぜればできあがり!
甘味と酸味がまじって、上質のカクテルのような味わいに。種はガリガリと食べちゃいます。
この楽しみ方を知って以来、パッションフルーツが手に入ったら毎回コレ! 写真は取材時に資料用として撮っていたものですので、このパッションフルーツは赤ですね。通常は焼酎が飲めない私もこの飲み方なら別。クイクイとホントにおいしく飲めます。あまりにおいしい、おいしいと言って調子にのって飲んでいたら、取材でお世話になった方が帰りに空港までわざわざパッションフルーツを届けてくださいました。粋な計らいです。今となってはいい想い出となっています。
栄養価の高いパッションフルーツは今時期(7月)が一番の食べごろ!
パッションフルーツを薬膳的見地から解説したかったのですが、あいにくはパッションフルーツは「食物性味表」の記載にはありませんでした。とはいえ、パッションフルーツの成分には、目を見張るものがあります。具体的には糖質、βカロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、食物繊維などが含まれています。
さらに抗酸化という面から見ても、βカロテン、ビタミンC、ビタミンEが含まれていますし、その中でもβカロテンの含有量は、果物類ではトップクラス。美容や健康の意識が高い女性に好まれているのも納得です。旬は6月から8月。7月の今時期は一番の食べごろとなります。
最近では高い遮光性や断熱効果から夏の省エネ・節電対策として、緑のカーテン作りが話題をさらっていますね。以前はゴーヤが主でしたが、近年はパッションフルーツを育てる人が多いと聞きます。うちも日当たり抜群のマンションなので、来年こそはパッションフルーツを早い時期に植えてみるのもいいなぁと思っています。