薬膳うちごはん

猛暑に勝つ! 夏の食養生・薬膳和ごはんレッスン

薬膳イタリアン、薬膳イスラエル料理からの「薬膳和ごはん」

忘れもしない、昨年の8月の薬膳スパイスカレーのレッスン時は37℃でした。今年のレッスン時の温度こそチェックしていなかったものの、天気予報では全国のどこそこが40℃超えをしたというニュースが連日放映されていたほど。それほど、今年の夏もたいそうお暑うございました。

そんななか、2018年の薬膳うちごはんクッキングレッスンは、季節の食養生の理論にきちんと落とし込んではいたものの、4月の薬膳イタリアン6月の薬膳イスラエル料理と少々ぶっ飛ばした感があります。8月は何にしようかな? と考えている最中、毎回スイーツをお願い(外注)しているパティシェさんからこんなメールが入りました。

「今度はどこの国の料理ですか?」

ヤバイ!!  これ以上、飛ばしたら自分の首をさらに絞めて苦しくなる。こう思った私は咄嗟に「戻ります。戻ります。日本に! 和にします!」と答えていました(笑)。

季節や食材の特性を考えて、猛暑に勝つ・夏の食養生

さて、メニューを構成するにあたってまず考えるのは、薬膳的見地に基づく季節の食養生。そして、食材の特性です。普段私たちが何気なく食べている食材も、実は身体を冷やす食材があったり、逆にあたためる食材があったり。それぞれに特性があります。これを薬膳では陰陽論から発展させ五性といって、食べ物を寒性、涼性、平性、温性、熱性と5つに分類します。季節に見合う特性の食材をチョイスしながら、和というジャンルに落とし込んでいくわけですが、普通のメニューをご紹介してもおもしろくないよね〜。このサービス精神はいわば私の病気でもあり、産みの苦しみを味わう発端にもなります。

有田・呉豆腐のぷにぷにした食感が忘れられなくて…

これまで取材した中で、心に残った和の料理って何だったっけ? 考えを巡らすと突如として思い出したのが、佐賀、有田の呉豆腐です。最近でこそ、ちょいちょい福岡でも目にすることができるようになりましたが、雑誌の取材でお邪魔させていただいた十数年前は有田でしか食べられず、それも日持ちしませんでした。入っている食材を見れば、それもそのはずと納得したものでしたが、最近の広範囲の流通を見るに、、、もしかすると何かしらの添加物が入ったのかもしれません。

で、あれば需要があるのかも。安心安全な食材で、しかも自分で作れるとなればきっと喜んでいただけるはず。あの最初に食べた時のぷにぷにした食感の感動は忘れられなかったもんな〜。

豆腐を調べると、、、涼性で体内にこもった熱を取り、身体を潤す効果があります。汗で身体の中の津液が減る夏にはピッタリ。また一応薬膳料理ですもの。同じく涼性の本葛を使って、少し贅沢な呉豆腐を作ることにしました。ちなみに通常はお店にもよりますが、片栗粉を使ったり、タピオカ粉を使ったりするところもあるようです。添付写真は試作時のものです。

夏の食養生は“清熱&利尿” そこでおすすめしたい“とうもろこしみそ”

呉豆腐を皮切りに、夏の食養生“清熱&利尿”をテーマに掲げて献立を組んでいきました。そのなかで特筆すべきは、やはり“とうもろこしみそ”ですね。

「本物の“生きたみそ”は、発酵するとこうなるんですよ〜」とパンパンに膨らんだ真空パックのみそをお見せすると、みなさん身を乗り出してきました。「冷蔵庫に入れたままだとこんな感じです。温度によって発酵が進むということは、実はこういうことなんです! 少し色も違いますよね。味はというと…」。こんな風に今回のレッスンのセミナーでは発酵について、しっかり丁寧にご説明させてもらいました。

そのかいあって、メーカーさんから“とうもろこしみそ”を10個お預かりしてきたのですが、即完売。もしかすると、レッスンメニューにも4品ほどとうもろこしみそを使っていたことも大きかったのかもしれません。ちなみに上記の写真の中のリーフレットは本業で、私が作らせていただいたもの。発酵無添加調味料として、つける、和える、溶かす、焼く、炒める、隠し味という切り口で表現。提案する料理、スタイリングだけではなく、企画、編集、ライティング、すべてにおいて担当させてもらったものです。

とうもろこしみそに関しては、誕生秘話などじっくり取材してきているので別記事でしっかり書き込もうと思っています。生きたみそ、とうもろこしみそを食べてみたいと思った方のために、薬膳うちごはんの<EC専用サイト>でも購入できるように早急に準備中でございます。しばしお待ちを!

薬膳和ごはんはデザートも入れて全10品

  1. とうもろこしと蓮の実土鍋ごはん
  2. 《食前スープ》モロヘイヤと梅のスープ
  3. 鰯の甘麹梅煮
  4. とうもろこしみそ薬膳汁
  5. ゴーヤとツナのごま和え
  6. 本葛の呉豆腐
  7. そうめん瓜の酢の物
  8. プチトマトのとうもろこしみそ漬け
  9. 自家製ぬか漬け
  10. パティシェによる果物入りマカロン



ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。次回の薬膳うちごはんクッキングレッスンは、10月6日(土)になります。ご興味のある方はこちらからお問い合わせくださいませ。

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