薬膳学院の卒業生にケータリング料理でもてなす!

去る9月25日(日)、東方薬膳学院の卒業生(10期生)の卒業パーティのケータリング料理を作りました。

経験上25人分ならば、一人でなんとかなるケータリング♪

14055153_1128121633948239_208950654187026844_n ある日のこと。母校の先生にお願いしていた監修の記事の校正を見てもらいに学院へ出向きました。すると、実習真っ只中。和気あいあいと生徒さんが楽しそうに、調理実習をなさっています。どうやらその日はお休みも多かったらしく、食材が余ったとかで「名原さん、よかったら持ってかえらない?」と尹先生。見れば秋の食養生ということで、鴨肉や蓮根、冬虫夏草、桔梗などたいそうな高級食材が並んでいました。さすがにこれらをいただくのはどこか申し訳なく感じたので、私はひとつの提案をしました。「では、余った食材で私が何か作ります! 実習後、講師陣みんなで食べませんか?」と。「ホント? わーいわーい」と子どもみたいな笑顔を浮かべる先生を見て微笑ましく感じつつ、本当にあり合わせの料理でしたが、ざっと5品ほど作ったのです。この写真がその時のものです。

 ニコニコしながら「おいしい、おいしい」と、喜んで食べてくださった尹先生。ところが突然表情が変わって真顔になり、「ねぇ、よかったら10期生の卒業パーティのお料理作ってくれないかしら?」とおっしゃる。あまりに唐突だったので「えぇ〜」と私。思わぬ展開にビックリ仰天です。恐るおそる人数を聞けば、スタッフを含めて25人とおっしゃる。25人かぁ…昨年の暮れにデイサービスのランチを作りに行った時と同じ人数である。経験は2回もある。これが30人、40人、50人になると完全アウトだったが、25人ならなんとかなる、かな?  またもや無謀にも、お請けすることにしたのでした(^_^;)

 さて、コンセプトはどうしようかしら? ぼんやりと考えてはいたものの、当時、本業がとても忙しくじっくり腰を据えて考える時間なんてありません。よって、飛行機の中、バスの中、電車の中…と考えられるすべての空き時間は、ずーとこのケーリングのことで頭がいっぱい。とはいえ、ケータリングの2日前なんて、スタジオで撮影していましたからね。。。よって、準備は前日の土曜のみ。買いだしから仕込みまで、決戦は土曜日一日となりました。

やるならばトコトン!! 生産者さんから直に食材を取り寄せる!

14322762_1152735108153558_9016887246665010817_n ご提供するお客さまは、薬膳学院の卒業生のみなさん。となれば、当然健康や美容意識も高いはず。であれば、私が取材などで仕入れた確かな食材や生産者さんをご紹介する意味合いも込めて、今回はトコトン食材をこだわってみようと思いました。そこでお願いしたのが、小郡の川辺農園さん(左・写真)、うきはの果物農家・赤司農園さん(写真下)、同じくうきはの養豚&加工をやっているリバーワイルドさん(写真下)、とうもろこしみそを作っているRITAさん(写真下)、無添加明太子を作っていらっしゃる遊香さん(写真下)に送ってもらったり、わざわざ持ってきていただいたりしました。食材にこだわればこだわるだけ、正直、私のギャラが圧迫してしまいますが、こんなにいい食材を存分に使って調理できることも早々ありません。ここは自分のことは度外視して考えることにしました。さて、ここまで食材が揃っても、まだメニューが決まらない。だんだん焦りも覚えつつ、無情にも時間だけが過ぎていったのです。
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残る買いだしは…少しでも熊本復興支援にと熊本の食材で!

14446149_1156742607752808_1893683773279553063_n先にも書いたように決戦は、ケータリング前日の土曜日のみ。前日の疲れを引きづりつつ、早朝からSNSで飛び込んできた情報がありました。どうやら福岡中央公園で熊本地震の復興支援も兼ねた、「くまもと観光物産展」が催されているというではありませんか! 

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本当は福岡の台所・柳橋連合市場への買いだしを考えていましたが急遽変更(*^_^*) おかげさまで新鮮なお野菜をたくさん購入することができました!

決戦の土曜日から当日へ。なんとか役目を終えた充実のケータリング

やはり私は食材を見て、手を動かすことで、いろんなアイデアがわいてくるたちのようです。計画なしに購入してきた食材を眺め、洗ったり刻んでいくうちに、徐々に頭の中でこうしよう、あぁしようという具体的なプランが浮かんできました。こんな調子なので、手伝おうか! と言ってくださる方も数名いたのですが、事前にプランができてないと人には頼めませんので、丁重にお断りしつつ、あとは自分の体力と気力との勝負です。途中、少し寝落ちしそうになったのですが、夕方の仕込みからほぼ翌朝までぶっとおしで、一つひとつ丁寧に仕込みを行いました。で、お約束の14時には、卒業生のみなさまに無事、お料理をお出しすることができたのです。

今回のテーマは“生産者さんの顔が見える、良質な食材を生かす”です。当然のことながら出来合いのものや化学調味料は一切使用していません。でもって、見ただけで味を想像できるような簡単な料理は作りまいと心に決め、口に入れた瞬間、思わず笑みが出るようなそんな驚きとおいしさが提供できればいいな〜という、ちょいと欲張りなお料理をめざしました。

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それらのお料理がこちらです。できあがり直前というのは、気持ちに全然余裕がなく、なんと完成形の写真は一枚もなし。また撮り忘れたお料理も数品。ホントはテーブルの上のスタイリングも手がけたかったのですが、とてもじゃありませんが、そんな時間も心の余裕もありませんでした。それでも、卒業生のみなさまが何ひとつ残さず、キレイに食べてくださったのにはとても感激したしだいです。


14591777_1213388615380335_8959525425705297788_n デザートは友人であるプロのパティシェに外注しました。お料理大好きな私ではありますが、パンとスイーツだけは作らないんです。どうやら計量が性に合わないみたいで…(笑)、作る気なし。上手な方に頼んだ方が絶対においしいに決まっています。これは抹茶のチーズケーキ。白砂糖を使わず、身体にやさしいビートシュガーを使って作ってくださいました。これがね、またおいしいんです!!
 前菜のガスパチョからデザートのスイーツまで、ホントにキレイに召し上がっていただいて感無量。みなさんの「笑顔」や「おいしかった」のありがたいお言葉をいただけただけで、12時間立ちっぱなしの疲れも、一気にふっとんだことはいうまでもありません。無事に終わって、ホントよかったです(*^_^*)

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