簡単&便利&美味! 自家製オイルサーデン作り

「これからオイルサーデンを作るの」といえば、これまで大半の方に、「えぇ〜、オイルサーデンって作れるの? 缶詰だけじゃなかったの?」と言われてきました。ずっと前にここでもご紹介した「自家製ツナ作り」と同様に、ちょっとした手間はかかるものの、塩分も調整できるし、何よりもおいしい! 日持ちもするのですが、おいしいのですぐになくなっちゃいます。

私がオイルサーデンを手作りしようと思ったのは、遡ること30年前。当時、バブル真っ只中で、作家・森瑤子さんの小説をよく読んでいました。その中においしそうな料理がいくつも登場してくるのですが、中でも虜になったのがヨロン丼。オイルサーデンの缶詰を使った一品なのですが、想像して真似て作ってみたら、とっても簡単ですこぶるおいしい。このためだけにオイルサーデンの缶詰を買っていたぐらいです。

ある時、これ手作りしてみたらどうなるのだろう? 当時は何でも手作りしてみたくって、ツナ、オイルサーデン、アンチョビと主に魚の保存料理を作っていました。そうですね、今から25年前ぐらいかしら? ツナ、オイルサーデンはうまくいったので今でも手作りしているのですが、アンチョビだけは…もう作らない。買うものに決定。一気に完成までいけるものなら大丈夫なのですが、アンチョビは塩漬けして1ヵ月後の作業でテンションダウン。なんでも勢いで作ってしまう私はタイムラグがあると、どうもやる気が萎えるみたいです。

さて、オイルサーデンに話を戻しましょう。ツナやオイルサーデンは作りたてよりも、作って数日経ったものの方が断然おいしいので、レッスンでご紹介するのは控えていましたが、先日ふとオイルサーデン丼をご紹介したくなり、ついに解禁にしたわけです。

超簡単・自家製オイルサーデンの作り方


あいにく小さいカタクチイワシがなかったため、普通のマイワシを使用。8匹の頭を落としたところで、写真撮っていなかったと手を止めてカシャ。頭を落とし、鱗を引き、内臓をとって血合いをキレイに洗います。ちょいと面倒な作業です。4,5匹なら手間とも何も思いませんが、さすがに20匹となると時間がかかりました。小さめの鰯なら骨をつけたままでも構いませんが、今回の鰯は大きめだったので、背骨もとっておきます。

この後は塩水に1時間ほど漬けます。塩は小さじ2くらい。

キッチンペーパーで水気を切った鰯をフライパンに並べて、ニンニク、鷹の爪、ローズマリー、オレガノ、ローリエ、ホールペッパーを加えて、グレープシードオイルをヒタヒタになるまで入れて、低温でじっくり煮込みます。

20〜30分煮込んだらできあがり。たったこれだけ!

粗熱がとれたら、タッパーなどに鰯やオイル、薬味も全部入れて、冷蔵庫で保管。2ヵ月でも3ヵ月でも半年でも余裕で日持ちしますが、だいたい1週間も経たないうちになくなってしまいます。

そのまま酒の肴に食べてよし、リエットに加工してもよし!
薬膳的にみても栄養豊富で、気虚や血虚、瘀血の方におすすめ

イワシはカルシウムが豊富な上、ビタミンDの含有量も多いので、更年期の方は骨粗鬆症予防に最適です。薬膳的な見地からも、気虚や血虚、瘀血の方にもおすすめですし、五性は温性、五味は甘味、帰経は脾となっています。DHAやEPAも豊富なので血をサラサラにしてくれて、脳の活性化にも一役買ってくれそうです。ただし、イワシは青魚の中でも足が早い(傷むのが早い)魚ですので、新鮮なうちにオイルサーデンに加工しておくと日持ちもするかと。できあがったら、酒の肴としてこのまま食べてもよし、フードプロセッサーに入れてミキシングすれば、リエットとしてバゲットなどにつけて食べてもうまいです。下記はオイルサーデン丼に。具体的な作り方は4月のレッスンでご紹介します! 


 

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