薬膳の学校を選ぶポイント【体験談&まとめ編】
「薬膳をガッツリ勉強するぞ〜!」と意気込んでも、はたしてどこから手をつけたらいいのか分からない人もいるかもしれません。いまは本屋さんに行くと薬膳に関するさまざまな書籍もありますので、本で独学するという方や、通学は厳しいので通信教育で! という方もいるかと思います。とりわけ私の場合は、以前の記事でもご紹介したようにいい先生(中国人の尹さん)との出会いが先にあったので、迷わず【東方薬膳学院】に決めましたが、私の周りで薬膳を学んだ方にリサーチするといろんな声が聞こえてきました。
- 「独学ではむずかしすぎて、途中で挫折した」
- 「とにかく先生と相性が合わなかった」
- 「通信を受けたけれど、薬効食品を実際に手にして学ぶことができないのが難点」
- 「通信では実践できなかったので、通学できる学校に切り替えた」など。
なるほど! 確かに通信や独学だと理論は勉強できても、薬効食品を直に触れる機会がありません。かたいのかやわらかいのか、水で戻すとどんな形状に変わり、どんな触感がするのか、臭いはきついのか、きつくないのか…など、私も自ら手にとり五感を通して身につけたことがたくさんありましたので妙に納得しました。しかも、こういった経験は後に薬膳料理を作る上ですごく役に立ったことは言うまでもありません。
また、学校選びとともに大切なのが、どんなタイプの先生が教えてくれるのかということ。よく習いごとは先生を選ぶともいいますが、人柄とともに、どんな風に教えてくれるのかも気になるところ。私が【東方薬膳学院】を選んでしみじみよかったなぁ〜と思ったのが、先生との相性がすごく合っていたこと。加えて、薬膳の本場である中国人だったことも大きかったです。講義中、本題から脱線して話してくれた、幼い時の食卓の話や、中国ではどのように薬膳が生かされているのかといった生の話は、とても興味深いものでした。通学の場合、どんな先生が教えてくれるのか、事前リサーチができればしておくに越したことはありません。もしも説明会など開いていれば、ぜひとも足を運んで、先生とお話してみることをおすすめします。
さらに【東方薬膳学院】は、薬膳レストランの【薬膳 天地・礼心】という飲食店も経営されているので、味のセンスが自分に合っているのかどうかも事前に知ることができました。もしも、学校が経営している飲食店などがあれば、おいしいのかまずいのか、食材はどんなレベルのものを使っているのか、薬効食品の割合は?…といったところでリサーチされてもいいかと思います。
中医学の基礎からちゃんと学べる、薬膳の学校いろいろ
よく「薬膳を学びたいんだけれど、どうしたらいい?」と聞かれるので、薬膳の基本となる中医学からしっかり学べる学校をまとめてみました。自宅サロンのような薬膳(料理)教室は、レベルが分からないので載せていません。学校の詳細については各学校のサイトをリンクさせていますのでウェブサイトでチェックするか、直接お問い合わせください。
【本草薬膳学院】http://www.honzou.jp
【黒龍江中医薬大学日本校】http://www.kc-u.jp
【遼寧中医薬大学付属 日本中医薬学院】http://www.chuigaku.co.jp
【国際薬膳学院】http://yaku-zen.jp
【東方薬膳学院】https://www.shokuyokan.com/school/
【上海中医薬大学付属得日本関西校】http://www.shutcm.ed.jp/