2014年5月にパリのマレ地区で口にして以来、すっかり虜になったファラフェル。専門店のない福岡ではなかなか口にすることができないので、ならば自分で作ってやる〜! と一念発起。手作りするのはこれで3度目ですが、回を増すごとに少しずつ上手になっているような気がします!
ファラフェルってなぁに!?
簡単に言えば、ひよこ豆のコロッケ。ハーブやスパイスがたっぷり入っているので、ほどよくスパイシーなのも特徴です。私が実際に食べたのはイスラエル料理、トルコ料理でお目にかかったのですが、調べるとエジプトから東地中海沿岸、アラビア半島南部、イランまで食されているとも言われています。
左の写真は先日私が作ったもの。スパイス加減もいい感じで、おいしかったのですが、やはりパリのマレ地区で食べたファラフェルには足元にも及びません。
パリで初めて食べたファラフェルに感動!
私が初めて出会ったのは、2014年5月。パリでコーシャ認証レストランを調べていたところ、たまたま友人が連れていってくれた飲食店が、この「ファラフェル」というお店だったのです。写真のようにかなりの人気店で長蛇の列でしたが、友人絶賛のお店とあって、おとなしく列ぶことにしました。
この時に食べたのが、このファラフェル入りのピタパン。どうやら同店一番の人気メニューのようでした。簡単に説明すると、人肌にあたためたピタパンに揚げたてのファラフェル4〜5個と、ヨーグルトソースがかけられたキャベツなど生野菜がたっぷり詰められています。なかにはフムスも。フムスとはひよこ豆のペーストとタヒーニと呼ばれる中東の白ゴマペーストで作る、いわばディップのようなものです。中東ではファラフェルと並んでフムスは、メジャーな料理なのです。
これがねぇ…とびっきりおいしかった!! 何が感動したかって、このファラフェルとフムスの組み合わせが絶妙。特にファラフェルなんて、ひよこ豆ベースなのにまるでお肉を食べているような満足感が得られるのです。思わず、中東料理でならベジタリアンにもヴィーガンにもなれると、食いしん坊の私が思ってしまったほどでした。
歴史を紐解くと、イスラエル建国した時に、国外からの移民が集中したそう。この時、イスラエル国内では深刻な肉不足が起こり、安価でたんぱく質が豊富なファラフェルは国民の貴重な蛋白源となったそう。だから、満足感が大きいのか…。これに大きく頷いたことは言うまでもありません。
東京・恵比寿で食べたイスラエル料理店もフムスがまた絶品
まさか自分が中東料理にハマるなんて、思ってもみませんでした。ましてやイスラエル料理なんて、これまで完全にノーチェックのジャンルだったので、出合った時の衝撃はそれはそれは大きくて。帰国後、すぐにファラフェル&フムスが恋しくなった私は、仕事仲間のカメラマンから貴重な情報を手にします。
東京・恵比寿にイスラエル人がやっているお店があるらしい。いてもたってもいられず、すぐに恵比寿へ。左写真が、恵比寿「タイーム」のランチです。自分でピタパンに具材を詰めて楽しむスタイルです。なかでもここで感動したのは、フムス。パリのマレ地区のお店よりもおいしくて、私好みの味でした。その後、店主のイスラエル人ダンさんから、顔を覚えられるようになるまで通ったわたくし。仲良くなると、まるで取材並みに作り方のコツなんかを聞いたりもしていました(*^_^*)
さて、ファラフェルを自分で作ってみよう!
性味…甘/平、帰経…脾大腸、効能…通便、健脾、養血
Me’tro 1番線:Saint-Paul
Phone 01 48 87 63 60
営業時間 11:30~24:00
定休日 土曜日
Me’tro 東京メトロ日比谷線【広尾駅】徒歩9分
Phone 03-5424-2990
営業時間 11:30~14:30、18:00~23:00
定休日 水曜日