世界の武富勝彦さんと薬膳料理のコラボ食事会 in佐賀

去る11月12日(日)。25年来の知り合いである建築家Yさんの一声で、恐れ多くも世界の武富勝彦さんと私の薬膳料理をコラボさせた食事会を佐賀で開催いたしました。

東京、大阪、兵庫、広島からと…遠方からもお越しいただいた食事会

集まっていただけたのは、20代から85歳までの老若男女が総勢25人。東京から某大手出版社の編集長、大阪から食のPR・広報のプロ、兵庫から11月頭に取材させてもらった料理家、広島から美容酵素メーカーの社長、北九州から地方創生に取り組む有志たち、久留米からいちごの生産者、福岡から味噌メーカー社長、オーガニックぬか床の講師、佐賀近隣のみなさま方まさか関東や関西といった遠方から来ていただけるとは夢にも思いませんでしたので、それゆえにプレッシャーもひとしお。武富さんが作った無農薬野菜をふんだんに使った薬膳料理は一応、秋と冬を意識したメニューで構成したのですが、思った以上に現場はバタバタ! 状況に応じての即興料理も多く、味見もできないままお出しした料理もあって、本当にドキドキものでした!

普段は作らないデザートもなんとかお出しすることができました。これは自宅で発酵させて作った豆乳ヨーグルトをアレンジしたもの。普段、私が食べているものですが、みなさんのお口に合うかしら? 内心、心配していましたが、意外や意外、女性はもちろん、男性からも大好評。このデザートをはじめ、今回は発酵食品をふんだんに使いました。塩や砂糖は使わず、自家製の甘麹や塩麹、トマト麹やしいたけ麹などを調味料に使用したせいか、みなさん口を揃えて「やさしい味」だと絶賛。なかには、「君はどこで店(飲食店)をやりよると(やってんの)?」と真顔で質問された殿方まで(笑)。完全に飲食店をやっている人に勘違いされてしまったほど。ありがたい限りです。

ごはん会のメインは、葦を燃やして羽釜で炊く26年ぶりのひのひかり

さて、自分のことはこれくらいにして、この日のメイン料理は何を隠そう、武富さんが葦を燃やして羽釜で炊くごはんです。これまで36年間、古代米という名称がなかった時代からずっと黒米や赤米、緑米などを作ってきた武富さんは、26年ぶりにひのひかり(うるち米)を作りました。今日のごはん会は、いわばその収穫を祝した食事会でもあるのです。

写真は10月に打合せに行った時の写真です。葦などを発酵させた武富さんお手製の堆肥を使っているせいか、見事にたわわに実っていますね。葦ってどんなもの? と分からない方のために、下記の写真がソレです。

この葦を使って、羽釜で炊くのです。ある意味、とっても贅沢なごはんです。

まずは、お米を洗うシーンから。新米だから水加減も非常に難しい。

さぁ、いよいよ火入れです。おいしく炊けるかな? 待っている私たちもさることながら、おそらく武富さんご自身も緊張したはず。後で聞けば、何度も羽釜に向けて「おいしくなぁれ!」「おいしくなぁれ!」と声かけをしていたそう。若輩者の私が言うのもなんですが…武富さん、かわいい(*^_^*)

無事に炊きあがったようです。羽釜を縁側にもってきて、蒸しているシーン。バックに写っているのは、武富さんのご自宅のお庭。ハランなども植わっていて、この日のお料理にもふんだんに使わせていただきました。

うまく炊けたかしら? 蓋を開けて確かめる緊張の瞬間!

さて、羽釜の蓋を開ける時がきました。ドキドキ!!  緊張の瞬間です。うまく炊けているかなぁ? まずは目で確かめ、しゃもじを入れて混ぜてみます。そして…

この満面の笑みと両手でマルのポーズ。会場内は拍手喝采に包まれたかどうかは、残念ながら私はこの瞬間に居合わせていなかったので知りませんが、きっと武富さんのこの顔を見て、みんなの笑顔の花も咲いたはず!

お茶碗にごはんをどんどんよそっていき、あっという間に釜の底が見えるほどに。ここからが次なるお楽しみ。おこげのお目見えです。これがまたおいしいこと! ツヤツヤピカピカの立ってるごはんは、噛むごとに甘味がましておいしさ極まりない至福の味。いくらでも食べられそうです。おかわりする人も続出の大盛況ぶりでした。

今さらですが、武富さんがなぜ「世界の武富勝彦さん」なのかといえば、2002年にイタリアのスローフード協会のスローフード賞を受賞なさった方だから。日本人初でもあり、アジア人でも初の受賞で、当時は各メディアも大きく取り上げ、瞬く間に有名人になられました。私はたまたま25年ぐらい前にある食事会で出会い、その時に食べた古代米のおにぎりがおいしかったこと。その時の感動は、今でも決して忘れません。先にも書いたように当時はまだ古代米なんて言葉もなかった時代ですからね、武富さんが作った古代米のおにぎりをこの時期に食べられたことはとても幸せなことでした。

その後、ナチュラル系の雑誌の巻頭特集でインタビューをさせていただき、畑をはじめ、葦の堆肥作りの現場を見学したり、武富さんの信念をじっくりお聞かせいただいたのでした。上の写真は、その時の掲載誌です。今見ると、懐かしいなぁ。たった4ページでは書ききれないほどの濃い内容で、削る作業が大変でした。このページ内でもご紹介した調味料は私も一部、愛用しているものです。ご興味のある方も多いと思ったので、ネットでも買える知り合いのサイトをご紹介します。下記の写真をクリックすると、ショッピングサイトに飛びますので、食べてみたいなぁと思った方はぜひ! そのうち、薬膳うちごはんのクッキングレッスンでもご紹介したいと思います。

 

 

 

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