武富勝彦さんの手作り味噌教室

日本人初・伊スローフード賞受賞
武富勝彦氏4年ぶりの味噌教室

4年ぶりに武富勝彦さんの手作り味噌教室があると聞いて、早速参加してきました。ここ数年、どこそこで開催されている手作り味噌教室。いいことだなぁ〜と思いつつも、正直これらにはあまり興味がなかったのですが、武富さんとなれば話は別。なぜなら、大豆もお米もお塩も麹も、すべて生産者である武富さんの手作りなわけですから安心安全なうえ、贅沢そのもの。ありがたいことに、私は武富さんの味噌教室は2度目の参加になりました。

「こんにちは! お久しぶりです」とお声をかければ、「あら、どうしたんね」と気さくに答えてくださる武富さん。一瞬私を見て、びっくりされたような表情をなさいましたが、しばらく世間話などをしているうちに、会場は30人強の方々たちでいっぱいに。武富さん、相変わらずの人気ぶりです。

日本人には御飯と味噌汁!

講演の冒頭、懐石料理「辻留」の店主・辻嘉一氏の著書の話がありました。あれれ、装画を見ると何やら見覚えがあります。うちの本棚にある「御飯 味噌汁」の本の裏面だなぁ〜とすぐに気がついたのですが、あいにくその時は著者名を覚えておらず。あとで調べると、武富さんが手にしていたのは同じ辻嘉一氏の「味噌汁」という本で、装画はまったく同じものでした。

私が持っているこの本は昭和44年10月20日初版で、昭和47年11月15日三十刷のもの。定価4700円もするのに、三十刷とは今の出版不況では考えられない数字。また、「御飯 味噌汁」という書は魯山人、装画は棟方志功、杉山健吉という豪華さ。少々古本ならではなの匂いがするものの、この時、取り寄せておいてよかったとしみじみ。

この本を読んでいても、武富さんの話を聞いていても、日本人にとっていかに御飯と味噌汁が大事なのかがよく理解できます。武富さんの話は私がここで要約するよりも、昨年出版なさった「葦がオレを呼んでいる! こころ喜ぶ作り方 からだ喜ぶ食べ方」(手の間文庫)を読んでいただけるとより理解できると思うのでここでは割愛いたします。

味噌の材料はすべて武富さんの手作り
こだわりの塩の解説も!

武富さんの味噌教室のスペシャルなところは、味噌作りに使う大豆も塩も麹もすべて手作り。当然ながら、安心安全の無農薬栽培のものです。私は以前武富さんと薬膳料理のコラボイベントを催したのですが、その時に畑も現場も全て拝見させてもらいましたのでよく分かります。なんというか、作物や食に対する愛情がハンパない! とりわけ塩には強いこだわりがあって、適正マグネシウムの摂取を昔っからずっと唱えていらっしゃいます。

詳しくは御本にも書かれていますが、武富さんは長年の研究の結果、人間の体液に含まれるマグネシウム濃度(にがりの中心成分)に近い塩が人体に負担をかけない! とのこと。よって、武富さんが作る塩は、塩の中ににがり成分量を50ミリグラム以下に調整した独自の“減マグネシウム濃度塩”なのです。よくこのサイト内でもご紹介している武富さんの「藻塩」や「梅塩」がそれにあたります。
★葦農 武富勝彦の伊都の塩 藻塩 300g

味噌作りのワークショップ風景(一部)


下の写真は味噌の材料:大豆(じっくり5時間蒸したもの)、米麹(3日前から仕込んだお手製)、塩(減マグネシウム濃度塩)。


「こうやって丸めるとよ〜」と武富さん自ら実演。


子どもも大人もお年寄りも真剣そのもの。武富さんのレクチャーにみんな聞き入っています。

今後、味噌教室の開催は未定だそう。残念ですが、武富さんの健康や食に関する考え方などは、「葦がオレを呼んでいる! こころ喜ぶ作り方 からだ喜ぶ食べ方」(手の間文庫)の中に集約されていますので、興味のある方はぜひ。

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